警告!健康診断で、血圧や脂質などの数値が少し悪い程度でも、潜む病気もあることを知ろう!!
ご存じだろうか?
健康診断で、血圧や脂質などの数値が少し悪い程度数値で安心してはいけない!
“グレーゾーン”数値でも心筋梗塞を発症するケースが少なくないのである。
そもそも心筋梗塞とは、心臓に酸素と栄養素を送る冠動脈が詰まり、心筋が壊死する病気。
しかも、この心筋梗塞には「急性」と「慢性」が存在するのだ。
ここでは、特に危険な『急性』について述べますが・・・。
『急性』がつくタイプは発症直前まで冠動脈の血流が十分保たれているので、
いわゆる狭心症のような強い胸の痛みや息切れを感じたことのない人がほとんどなのである。
データによると心筋梗塞全体のうち、狭心症がないケースが7割という報告もあるそうだ。
しかもだ、この症例が起こる人は、
健康診断で、血圧や脂質などの数値が少し悪い程度の“グレーゾーン”で発症するケースが少なくない。
それに『急性』には発症するまで症状が表れにくい特徴があるのだ。
だから、ある時、突然の胸の痛みに驚いてすぐ受診するケースが多い。
ただし、発症から間もなく治療を受けることができれば、九死に一生を得ることができるのだが・・・。
では「急性」は、どんなことがキッカケになるのか。
たとえば、夜遅くまでプレゼン等の資料を準備の追われ、寝不足で出社。
資料の最終確認を行ってから、いざ発表の場に臨み、終わったら、
みんなで疲れをねぎらおうと、飲み会へ……。
こんな生活が多く重なると急性心筋梗塞を引き起こすキッカケになるのだ。
健康診断の検査数値がクロとは言い切れない状態でも、
こういうことがあると、特に血圧が急上昇するのだ。
じつは、この生活環境がよくないのである。
仕事の「ストレス」は、重要な仕事を任された場合だけでなく、上司とのトラブルや左遷などもある。
また、私生活では、不幸や離婚もつらい。
つまり、このような「緊張状態」は交感神経を高ぶらせ、「血圧」を上げてしまうのだ。
また、「睡眠不足」も血圧を上昇させる。
また、「喫煙」「暴飲暴食」もよくない。
仕事にマジメで、遊びもシッカリ、仕事の疲れは飲みながら発散するようなタイプが特に危ない。
30代の男性は、無理が効きやすい年代でもあり仕事、家庭、プライベートを充実させようと、オーバーワークになりやすので注意が必要だ。
日常の一つ一つのリスクは大したことがないと感じて過ごしてしまうことが多いが、
ストレスや怒り、悲しみなどのはけ口として、ある時、そのうちのいくつかが重なると、血圧がホップステップで一気に上昇となる場合があるので用心が必要だ。